札幌出張。初めての合同企業説明会。
いわゆる合説と呼ばれる就活イベントである。
たくさんの企業がブースを構え、
たくさんの学生がたくさんの企業の話を
とりあえず聞くイベントだ。
現在の就活での
「企業と学生の出会いの場」の代表格である。
月に3回ほどはこのような合説に出ている。
そのデビュー戦が札幌だったわけである。
今思えば、
北海道は40代おじさんと60代おじさんペアで
単純に「学生が近寄りがたいブース」の改善として、アラサーではあるが女性を投入したかっただけと思われる。
私も何も会社の説明などはできないので、
とにかく学生に声をかけた。
平たく言えば逆ナンパである。
「住宅メーカーの営業マン」
を採用する仕事なので、
単純に「見た目は良いほうがいいだろう」
という事と、話しやすそうな子に声をかけた。
その中で一際元気なイケメンがいた。
「うちのブース聞いてきなよ」
「いいっすよー!」
「ありがと!後はあのおじさんに説明してもらって!」
「なんすか。お姉さんが説明してくんないすか。」
「私入社して1週間で何も知らないんだよ。ごめんね!」
「まぢですか!ウケますね笑」
的なノリだった。
その後すぐに選考を受け、彼は入社した。
そして、入社後3ヶ月で受注を上げた。
住宅営業は、人見知りには無理だと思う。
なんなら、ちょっとチャラい位で、
奥さん(大体の家のキーパーソン)と
なんか仲良くなっちゃう。
位がいいと思っている。
だけど、根っこはクソ真面目で礼儀礼節義理人情!!!!
みたいな。そんで、インセブとかボーナスとか金に執着する位がちょうどいいかな。
(ローン計算するから、数字に強いと尚良。)
というわけで、初の合説を終えました。
味をしめたのか、
翌週も札幌に合説へ行く事になりました。
そして、
弊社人事部の伝統イベント
「キャリアセンターの方々を、あえてクソ忙しい年末に集めておもてなしするパーティー」
の札幌会場にもついでに参加しましたとさ。
そこで、
幻のマイ○ビから引き抜こうとした女に出会ったのであった。